<よかネット>No.62 2003/3
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所 員 近 況

■みんなでオブジェをつくろう!
2月のある土曜日、福岡市南区にある無認可福祉作業所「工房まる」で行われた陶芸教室に参加しました。
「工房まる」は障害のあるメンバー17名とスタッフ4名で活動しています。ここでは「ものを作る」ということを通して一人ひとりの可能性を引き出すため、木工や陶芸、絵画、書などを行っています。
陶芸教室ということで、自分で好きなものが作れるのであれば何を作ろうか、とあれこれ考えながら「まる」に到着。作業台の上に用意された粘土を見てまた想像を膨らませていました。
いよいよ陶芸教室がスタート。そこで発表された本日のお題は「まるの庭に飾れるようなオブジェをみんなで作ろう!」というもの。勝手に自分の作りたいものを作れると考えていた私はそのお題に「えっ?」と思ったのですが、みんなで作ったものがずっと残るのであればそれもいいかもしれない、と気持ちを切り替えました。
まるのメンバーと外部からの参加者を3つの班に分け、班ごとにオブジェのデザインを考えるところから始めました。デザインは「地から生えてきているもの」が共通のコンセプト。私の班では5人のメンバーそれぞれが「地から生えてきているもの」を「でこぼこしたもの」という形で表し、それを1つの土台にくっつけることで決定。それぞれが思い思いに新聞をまるめて形を作り、それに粘土を貼りつけていきます(こうすると粘土の量が少なくてすみ、焼くことで新聞が燃えてしまうので中が空洞になります)。
他の班はみんなで1つのオブジェを作り上げているのに対し、私の班は完全な個人作業となりました。できあがったそれぞれの作品を見たまるのスタッフの人からは、「これを全部くっつけて焼くのはちょっと難しそうだねぇ」といわれる始末。土台を作ってくっつけるにしても相当大きな土台
が必要となりました。
 そのため、ここで当初の計画を変更。5つの作品のうち3つの作品をくっつけて玄関に飾れるようなオブジェとし、他の2つはそれぞれをハガキたてや花器として使うことに決めました。2時間の教室のあと、みんなで昼食。昼食のあと残っていた少しの作業をして、陶芸教室は終了となりました。
はじめはうまくできるのだろうかとドキドキしていましたが、できあがった3つのオブジェはどれも力作。みんなで一緒に1つのものを作り上げるのはとても楽しかったのですが、久しぶりにさわった粘土の感触もとても気持ちがよかったです。焼き上がりを見るのが今から本当に楽しみです。
「まる」では時々このような教室を開いているそうなので、機会があればまたぜひ参加したいと
思っています。        (梶原 里香)









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