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SASという異業種交流会(人によっては異能種交流会ともいう。)の定例会で「鎮海湾の桜を見に行こう」というツアー企画があった。鎮海湾の桜は、旧日本海軍が朝鮮統治時代に10万本以上の桜を植え、桜並木が10数qに渡って続いている。これを聞いた途端に是非参加したいと申し込んだ。
しかし、今年は桜の開花が例年より1〜2週間早く、旅行日の4月5日は既に葉桜になっているものと諦めてビートルに乗り込んだ。
鎮海湾の桜は、半分程度は残っていたが、当日は植樹祭という韓国の祝日とも重なり、大渋滞に巻き込まれ、花見で一杯どころか、2時過ぎにはお腹も空腹で限界となり、バス車窓からの花見弁当となってしまった。桜見物では桜に関心するというよりも、桜の期間中に渋滞するとわかっているにもかかわらず、100万人以上の人がこの地を訪れるいうことであった。
小生は17〜18年ぶりの釜山であったが、やはり、その近さを改めて知らされた。また、夕方6時頃にたまたまロッテデパートに行くと、日本ではバーゲンセールか、何かのイベントしかみないような人だかりであった。これは韓国が少し景気が上向きになってきていることと、日本以上に消費意欲がまだ旺盛であることにあるようだと思われる。
今回の旅行の土産は、成り行き、行き当たりばったりで買った物ばかり。そして、全て食べ物だけの食糧買い出し旅行となってしまった。中身はケジャン(カニのキムチ漬け、ニンニク醤油漬け)、韓国海苔、韓国餅、明太子、キムチ、貝の干し物(1s程度)、韓国産ゴマ油(ほとんどが中国産で韓国産は高価である)などの食料品土産の中で、小生も感激し、家族にも評判が良かったが、何と「明太子」であった。
最近、福岡の明太子で気になっていたのが、競争が激しいせいもあるかもしれないが、各メーカーとも差別化のため、昆布ダシ、柚子の香り漬け、イカ明太などあまりに味を付けすぎているように感じる。この点、今回、調達してきた明太子は唐辛子だけの味のようで、福岡の明太子に比べてピュアな味であり、しかも500グラムで1,600円程度(今、福岡では200g、2,000円が相場)とお得な買い物であった。
福岡の明太子も、そろそろ原点に戻ってはどうだろうかと思った次第である。 (山田 龍雄)
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