<よかネット>No.54 2001/11
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すべてが自分のためになる活動に
〜第2回福祉セミナー報告〜
梶原 里香

   7月より始まった連続福祉セミナー。その第2回を8月29日に開催し、「特定非営利活動法人北九州あいの会」の代表である石井カズエさんに、「『福祉NPO(特定非営利活動法人)』として自立した経営を語る」というテーマでお話をしていただきましたのでご報告します。

自身の活動を話す石井さんはとてもいきいきとしていた
 「北九州あいの会」は平成3年に石井さんが立ち上げ今年で10年目。平成11年にNPO法人を取得されました。「たすけあい事業(利用者に事前にチケットを購入してもらい、介護・家事支援・産前産後援助・子守・外出介助などのサービスを提供する)」と「介護保険事業(ケアプランサービス・ホームヘルプサービス・デイホーム)」の2本柱で活動をされています。
 石井さんはこちらがうらやましくなってしまうくらいいきいきと、そして楽しそうに活動についてのお話をしてくださいました。その中で印象に残ったことをご紹介したいと思います。

「たすけあい事業」を続けるために介護保険をはじめる
・NPO法人格を取得するまでは、「あいの会」の財産すべてが個人名義であったため不安が多かったが、法人格を取得したことで相続税を気にせず、またシステムが残りサービスを継続していけるようになった。そして「たすけあい」を続けるために「介護保険事業」を始めることでお金のはいる仕組みをつくった。介護保険のお金で雇った人に「たすけあい」の活動もしてもらえば人件費もかからないので、ヘルパー登録の申し込みに来た人には、必ず「たすけあい」の活動もしてくれるようにお願いした。「たすけあい」の活動ができないという人は、私たちの理念を分かってもらえない。「たすけあい」が私たちの理念。「たすけあい」を続けるために介護保険をはじめた」という思いが強かった。

●利用者に喜ばれる場所を提供する
・「北九州あいの会」は、戸畑区で「デイホーム夕鶴」を運営し、9月下旬には八幡西区に「宅老所おおうら」を開所している。この取り組みは、利用者が「いいな、助かるな、また行きたいな」と思う場所を提供することが使命だと思っている。これらの施設を改造する際、スロープの勾配など現場の考えを主張して利用しやすい施設になるようにということまで考えている。

●「おもい」だけで終わらないよう、行動に移そう
 石井さんのお話を通して、「おもい」を行動に移すことの大切さを強く感じました。私は学生の頃、「失敗してもいいからとにかくやってみよう」と、やりたいことにいろいろと挑戦していましたが、最近になって「おもい」だけで終わってしまうことが多くなってきた気がします。何でも思いつくままにやればいいというものではないでしょうが、「おもい」だけで終わらすことのないよう、少しずつでも行動に移していこうと思います。        (かじはら りか)


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