<よかネット>No.52 2001/07
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今年も多くの方に集まっていただきました
     〜第9回よかネットパーティー報告

 5月19日、五月晴れのさわやかな土曜日、第9回よかネットパーティーを今年も天神のど真ん中、警固神社で開催しました。
●そもそもよかネットパーティーとは?
 私は4月に入社した新人ですが、入社した当日の朝会から早速よかネットパーティーの話し合いは始まりました(朝会とは毎週月曜日に全員で仕事や、一週間の予定等の確認をするものです)。毎年、面白い話、おいしい食べ物で賑わうパーティーですが、だんだんお客様が増え、去年は120名になっていました。120名のお客様を所員11人と数名の協力者でお世話するのには限界に達しているので、いかに作業を減らし、パーティーの質を下げないように所員で分担するかが今回のテーマでした。
 毎週月曜日の話し合いの中では、手間のかかる作業を見直そうとするあまり、持ってこられた品物をどうするか、いつも用意する皿の文字はどうするかなど、目に見えるモノの話に集中してしまいました。なんだかパーティーは大変だというマイナスイメージも漂ってきたとき、そもそもよかネットパーティーの目的は何かという意見が出ました。「このパーティーを始めた当時、モノ中心の社会への反抗として、面白い話しを持ち寄ったパーティーをしよう、話しだけでは表現しきれない人はそのネタの元となる品物を持ってきてもらおうということではなかったか。また、このような人と人とのつながり、知り合いを増やす活動もやる会社だというのをPRするために始めたのではないか。」ということでした。原点を一度確認することで、何を省略してどこに重点を置くべきかが明確になってきました。私はこの話し合いの中で、企画とは前例をそのまま踏襲するのではなく、目的を確認した上でどうするかということが重要なのだと感じました。
 所員が当初の目的を達成するために、
・パーティーの準備の負担を最低限に抑えること。
・受付で人がたまってしまい、そこに人手が集中している現状を解消すること。
という2点が挙がりました。
 この対策として、まず、前もって料理を出せるよう事前に送って頂けるものは送ってもらい、当日は所員誰もがテーブルの上に気を配ることを合意しました。次に一番人手がかかっていた受付は、セルフサービスでやっていただく仕組みにし、首から提げるタイプの名札に、ご自分で書いてもらったり、協力費は箱の中に入れてもらいお釣りをとってもらうような形式にすることになりました。
 前日に続々と届くパーティーへの品物は、中を開ける度に歓声やどよめきがおこり、会議室の机は珍しいものが所狭しと並べられました。所員は先に食べたいのをぐっと我慢し、家路につきました。
 そうして迎えた当日、やはり箱に手を入れて、お釣りをとってもらうというのは難しかったようですが、会場が一番広い部屋だったこともあり、続々と来られるお客様がスムーズに中に入られ、名札も楽しんで書かれていたように思います。何より相手にはっきりと見えた今回の大きな名札は、名前の他に何か書いてもらうような欄がありましたので、そこからパーティーの目的である「人もうけ」の一つの手段になったのではないかと自負しております。皆さんはいかがでしたでしょうか?
●どぶろくって???
 パーティーの1週間前より、今年も恒例の「どぶろく」づくりが始まりました。今、当たり前のように書いていますが、夕方、先輩所員が「どぶろくを作るぞ」と他の人を誘ってお米を買いに行き、皆が仕事をしている側でぐつぐつとお粥を作りだした様子を「どぶろくとは何?何で今から作るの?」とぼんやり遠目で眺めていました。後になってこれが酒になり、毎年これでパーティーの乾杯をしているということを聞いて、自分で酒を作り、更に乾杯の時に飲んでもらうとは、自分が入った会社とはいえ、ただものではないなと感じ入ってしまいました。また、いくら米とこうじで作れるからといって、このように自分で作るような人がどれくらいいるのだろうかとも思いました。
 さて、常温での発酵から、冷蔵庫での熟成の段階へと行程が進んでからは、去年、冷蔵庫の中で容器に密閉したどぶろくが暴発したこともあって、冷蔵庫には「どぶろく注意」の張り紙も貼られて、その様子を所員で始終気にしていました。1週間後、自家製どぶろくは、心配していた爆発もなく無事?出来上がりました。ただ味の方は・・・・。
 パーティー当日、私はもう一人、自家製のどぶろくを持ってこられた方に出会いました。3種類のどぶろくを持ってこられていて、「俺が作ったから飲んでみぃ」と、お薦めのフルーティーで甘いお酒を頂きました。実をいうと、お酒(ビール以外)がまだ苦手な私ですが、こちらは飲みやすくおいしかったです。
 どぶろくを通して、それが造られるまでの過程を見たり、作られた本人の人柄に触れながら味わう自家製というものの魅力を感じた1日でした。
    (あいこう みほ)

●毒か薬か!?25年ものハブ酒

 今回、私はパーティー初参加だったので、一品持ち寄りに何を出したらいいか、とても悩みました。社内で、「お酒が大好きなので、宴会部長になりたい。」と宣言した手前、お酒以外のものを持参するのはなにやら後ろめたさがあり、かといって貧乏新入社員には、パーティー参加者の舌を満足させるような良いお酒を入手する術もありませんでした。
 そこで、思い出したのが母方の実家で、押入れの肥やしとなっているハブ酒でした。そのハブ酒は、私の父が25年ぐらい昔に、沖縄で仕事をしていたときに、手に入れたものらしく、嫁さん(私の母)をもらうために買ってきたものだったそうです。今でもりっぱなハブが、瓶の中にトグロを巻いている姿は圧巻だったので、飲むものではなく、見るものとして驚かしてやろうと持参したのでした。
 パーティーの会場では、ハブを見てびっくりする人、いぶかしげににおいをかいでみる人など、反応は様々でした。もともと度数が高いお酒な上に、25年もの歳月がたっているため、まるでスピリッツのようなきつーいお酒になっていたのですが、意外にも女性の方が、かなりの量を飲まれていました。誰かが「美容と健康にいい」などといったのかもしれません。偶然にも、以前そのハブ酒をつくっていた会社で働いていた方がおられ、ハブの皮が茶色に変色するまでエキスがでることや、ハブのうろこの模様が大島紬のもとになっていることなど、ハブにまつわる話をいろいろ教えていただきました。“沖縄ぎのわんハブ酒”と書かれた沖縄らしい色使いのラベルを見ながら、「社長を思い出すなぁ」と感慨に深そうな姿が、とても印象的でした。
 ただ残念なことに、そのハブ酒の酒造はすでに存在していないそうなので、もし自分の舌でハブ酒を味わってみたい方は、まだ残っていますので、来年のパーティーを楽しみにしてください。(本田 正明)


■よかネットパーティー異聞録
大盛況で過去最高の140名を超える方々の集まりでした。多くの方々の手伝いがあり、なんとか円滑にパーティーを進めることができましたが、逆に11名の所員だけで行えるパーティーの限界を越えつつあることを感じました。お客さまの中からは「もう少し品があるほうがいい」「仲間内の飲み屋のようになっている人もいる」という意見もでていました。私たちの事務所の中では次のような意見がでていました。
・格安の宴会場と勘違いしている人もいた。
・身内だけで集まって座り込み、通路をふさいで しまっている人が多かった。
・ゲスト・ホストにともに快いマナーとは何か。
・持ってこられたものを左から右に出すだけのパ ーティーでよいか。
・料理や受付などが忙しくて、誰とも話せなかった。
・靴がなくなっている人が1人おり、結局見つか らずじまいだった。
などです。次回のパーティーをより良いものにする環境づくりは試行錯誤が続きそうです。
                (所員一同)

 

 


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