<よかネット>No.51 2001/05
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子ども達が80才の高齢者に
 〜ジュニアボランティアスクールで高齢者疑似体験


 高齢者疑似体験セット「うらしま太郎」というものがある(5年ほど前のよかネット記事には頻繁に登場していた)。白内障を体験できる眼鏡や耳栓、関節動きにくくするサポーター等を装着し、80才ぐらいの高齢者を体験してみるといったものだ。
 今回は、福岡県新宮町のボランティアセンターが企画する、ジュニアボランティアスクール(小学生対象)の講師として、うらしま太郎セットを持って出かけた。
 参加者は公募で集まった小学校1〜6年生の計17名、4グループに分かれていた。
 最初に少しだけ老化についての話をし、器具をつけて体験をしてもらった。2セットしかないので、一人が装着後、グループが一緒にセンターを回って歩いた。その間、空いている人に、耳栓や眼鏡、手先が動きにくくなるグローブ等をワイワイと体験してもらった。
 中にはそれほどやる気の見られない子どももいたが、見かけだけだったというのを、最後に書いてもらった感想文からわかった。一部を紹介する
(うらしま太郎体験の感想文より抜粋)
Cわたしがめがねをはめて見ると、そばにあったちらしがぼやぼやしていました。1ぱんのおじいちゃんをした人が自どうはんばいきのぼたんや、ジュースが出る所が分かりづらいみたいでした。あと、手ぶくろで、この字を書いてみると……だからひらがなでも大きくしか書けませんでした……。(3年生)
C耳せんをして人の声を聞いてみたらすごくききにくかった。……おとしよりはこんなにたいへんなんだなと思った。(3年生)
C……紙が緑色に見えていましたが、本当は水色だったのでびっくりした。かいだんはつまづいて、ころびそうで、こわかった。坂をのぼるのもきつかった。……80才は大変だなと思いました。もし困っていた人がいたら手つだってあげたいなと思いました。(5年生)
 この経験を通して、自分のことに置き換えて考えることで、お年寄りとの接し方が少しでも変わったらと思う。子どもだけではなく、わかっていると思いこんでいる大人の方にも是非体験していただきたい。
(澤谷 真紀子)



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